統合失調症な800文字小説。

統合失調症な800文字小説。

バッティングセンターの夜。

僕の通う作業所には、毎年ソフトボール大会がありました。 今はコロナ禍で、中止になっていましたが、 それまでは、毎年ありました。 僕は小さい頃から球技が苦手だったので、そのソフトボール大会には不参加でした。 僕はボールを投げる事さえ、不得意だ...
統合失調症な800文字小説。

幻聴と話す。

僕が統合失調症になりたての頃は、家に居て、本当に誰とも口を利かなかった覚えがあります。 自分の家族に怯え、外に出る事もせず、自分の悪口を言う幻聴が常に頭の中に聴こえてきて、あの頃にはもう戻りたくないと思います。 調子が良くなってきた時に、母...
統合失調症な800文字小説。

それぞれの信仰。

僕は統合失調症発症以前に、脚本を書くという趣味を見つけました。 そしてその後、統合失調症を疾病しました。 闘病生活の間にも、僕は脚本を書く事を忘れませんでした。 テレビも新聞も、観れない時期もありました。 アルバイトをしては、上手く仕事が出...
統合失調症な800文字小説。

僕だけじゃない。

統合失調症の症状で、これって他の人もそうだよね?と思う事がよくあります。 例えば、三軒先に住んでいる人の話し声が聞こえたり、 新聞を取りに表に出ると、いつも必ず誰かしら人が出てきているとか、 まあ、妄想と言えば妄想なのですが、 まあ、幻聴と...
統合失調症な800文字小説。

忘れられない一曲。

人には誰しも忘れられない一曲というものが存在する筈だと思います。 シカゴの『素直になれなくて Hard to Say I'm Sorry』 僕にとってのそれは、この曲です。 別に学生時代にほろ苦い思い出があって、この曲を好きになったのではあ...
統合失調症な800文字小説。

妄想を本当の事だと思っていた

僕が20代で統合失調症と診断されて3年ぐらい経ったぐらいに、住み込みで新聞配達のアルバイトをやっていました。住み込みなので、朝は食事を用意してくれていたとても待遇が良い所長と奥さんもとても優しい人で、とても良い環境の職場でした。 しかし、そ...
統合失調症な800文字小説。

僕から見た別世界。

妄想、幻聴が酷かった日々。あの頃は、本当に妄想に引っ張られていた日々でした。 幻聴の呼ぶ声に、家の外に飛び出し、妄想に翻弄され町の中を徘徊していました。 僕が見る景色は、妄想を通しての町の風景であり、家族だったのです。 あの頃見た景色を忘れ...
統合失調症な800文字小説。

嫉妬と天使。

僕は現在、就労支援B型施設に通っています。 そして『統合失調症LINEグループすきゾ!』という統合失調症の当事者だけで構成されている LINEグループに入っています。 僕は周りの評価が凄く気になって、そのせいで統合失調症の症状が発動したりし...
統合失調症な800文字小説。

精神障がいを取り巻くお仕事

僕は障がい者雇用で、飲食店で働いていました。 その店は、ナンとカレーを提供するカレー屋さんだったのですが、 初めのキッカケを間違えて、ナンを作る事が出来なくなってしまって、 皿洗いに終始するようになってしまいました。 それでも、その皿洗いは...
統合失調症な800文字小説。

僕にしか書けない小説。

作業所の職員さんが、僕が習作作品を書いているという事に関心を持ってくれました。 僕が習作を書く事で自分の事を見つめ直すキッカケになっていると、職員さんに言うと、 私も何か書こうかなと、言っておられました。 職員さんはこんな事を言いました。 ...
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