統合失調症な800文字小説。

統合失調症な800文字小説。

赤鉛筆の寿命。

ジャッ、ジャッ、ジャジャッ。僕は芯の歪んだ赤色鉛筆を尚、工作用のナイフで削っていた。赤色鉛筆の先は鋭く尖るどころか、平べったく長方形の形に削られていった。 だけども、僕は鉛筆削り機を使わなかった。 太古の人間の英知の結集したものが、このナイ...
統合失調症な800文字小説。

僕は何に対してお金を払う?

僕は何に対してお金を払う?僕は相手の誠意に対してお金を払う。お金を払ったからこそ、真剣に向き合って真剣に一緒に考えてくれるからこそそんなような気がする。 お金を払っているからこそ、それは僕の責任感になっていって、協力してくれた人に対しての結...
統合失調症な800文字小説。

僕の読書量が一万冊を超えたら。

僕の読書量が一万冊を超えたら、僕は立派な表現者になれているだろうか。だけども、今の僕は一冊にも満たない読書生活をしている。それは僕が頭を病んでいるからだろうか。心を病んでいるからだろうか。果たして僕はそれでも発信者になれるだろうか。表現者に...
統合失調症な800文字小説。

才能。

悔しさがみなぎった。私にはあんな事、決して出来なかったからだ。彼女の絵筆は、滑らかに、それでいて豪快にキャンバスに書きなぐった。それでいて繊細なタッチ。彼女ならではの、作品だと思えた。この感情は嫉妬?自分が且つて好きだった恋人を、忘れかけた...
統合失調症な800文字小説。

道。

何が正解という訳じゃない。自分が選んだ道が正解だ。僕は今、このまま進もうか、それとも別の道を行こうか、その岐路にたっている。だけど、今進んでいる道は、果てしなく続き、その答えも無いように思えるが、それは僕の気持ちがネガティブになっているせい...
統合失調症な800文字小説。

会えば10数年の時を超えて。

会えば10数年の時を超えて、屈託の無い笑い話に華が咲くと思ってた。学生時代の友達ってそういうものだと思ってた。 だけど、僕らは違う道をそれぞれ歩んできて、 変ってしまったのかも知れない。 環境が僕や彼らを変えていった。 僕らはもう学生じゃな...
統合失調症な800文字小説。

自分の短所を長所と言おう。

自分の短所を長所と言おう。 彼は私にそう言った。私のいいとこ、どこだろう。私の短所はどこだろう。 一人で悩んで転がって。 それでも人恋しくて泣き出して。 それでも踏ん張り、立ち上がり。 私の中の男の部分と女の部分が弾けぶつかり又くぐり。 私...
統合失調症な800文字小説。

僕はこれから生きていく。

あの日、僕は彼女を傷つけた。彼女はそれでも泣かなかった。僕はその後、傷付いた。因果応報、当たり前なのかも知れない。 僕はあの日から、夢を見なくなった。彼女の夢もあの子の夢も。 それは神様が僕に与えた罰。 それはあの子が僕に与えた罰。 僕に勇...
統合失調症な800文字小説。

吐息。

吐息は白く寒かった。僕は白い平原を走りに走った。走り過ぎて途中、足がもつれてそれでも走った。そして前のめりに白い平原に倒れ込んだ。 体が熱い。こんな経験初めてだ。僕はこの体の熱さに急に恥ずかしくなった。こんなに体が火照っているのは、躰が誰か...
統合失調症な800文字小説。

キジムナー。

ジャリ!ーー、口の中で砂を噛む音がした。 僕の中に棲むキジムナーが僕を悪く見せよう、悪く見せようとする。それはキジムナーのせいなのだろうか?それとも僕の犯してきた悪行の全てが原因なのだろうか。 ジャリ・・ジャリ・・。 僕は今、無人島の離れ小...
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