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統合失調症という霧の中。

僕、本当はここにはいないんです。そう思う時が、しばしばあります。それは文筆をしている時や、幻聴が何か言ってる時だったり。

その幻聴は何を言ってるかって?僕の聴こえる幻聴には主語が無いんです。

「やっぱり駄目だったか」とか、「任せるんじゃなかった」とかネガティブと捉えようとすれば、ネガティブ幻聴が聴こえてくるのです。

僕の事を言っているのでしょうか。僕は駄目な人間なんでしょうか?僕には重荷となる任務だったんでしょうか?それとも僕の事なんか一言も言ってないんでしょうか。

どれにも当てはまりません。だって、それは幻聴なのだから。冷静になれば、すぐに分かる筈の事です。でも統合失調症の真っ只中にいると、その当たり前の事が、分からなくなっちゃうんです。

だから統合失調症なんです。

統合が失調しているんです。

自分だけでは、どうにもならないんです。

家族の助けが、周りの優しい人の助けがなければ、僕は嘘の霧の中を徘徊してばかりいるのです。

だから、週二回、メンタルクリニックにも行くのです。だから、頓服が必要なのです。

助けを斯うのです。

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