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神様からのギフト。

僕の習作は、「ミステリー系とかホラー的とかですね」、という感想をよく頂きます。

『世にも奇妙な物語』的だとも言われます。

『世にも奇妙な物語』は、感動したりするエピソードもあったりするのですが、僕の習作は、只々、暗いイメージのものが多かったりします。

このブログを立ち上げた時、統合失調症に親しみが持てるようにと、目標を立てましたが、

出て来るのは、『世にも奇妙な物語』なお話ばかりが思い浮かびます。

朝の寝ぼけた頭で、安易に書いてしまっている事も、その一因かも知れないです。

そんな習作は、読んで貰っている読者にも失礼だと思うし、第一、それじゃ身にならない。一日一記事、懸命に書く事を志したいです。

人が消えたり、死んだりするような話を書いている日は、疲れているのか、体調が良くないのだと思って下さい(笑)。

『神様からのギフト』

宏一は神様に出会い、頭の中にラジオを貰った。

その日から、宏一は頭の中で、音楽を聴いたり、時にはラジオドラマを聴いたりできるようになった。

頭の中で、歌が聴こえる時には、人込みの中でも鼻歌を歌った。

ラジオドラマが聴こえる時には、宏一はラジオドラマの主人公になりきって、街を闊歩した。

時々、ピープ音が聴こえてくるが、そんな時は、部屋のベッドに潜り、頭が晴れるまで、寝過ごした。

宏一はラジオと共に毎日を過ごすのが、好きになっていった。

そんな宏一にも、大切な人が出来た。

そしてその大切な人も宏一を好きでいてくれた。

宏一は彼女と初めてキスをした。

それと同時に宏一は、頭の中で何かがショートするような感覚に見舞われた。

頭の中のラジオが、宏一にさよならを告げた。

それ以来、宏一の頭の中で、ラジオが流れる事は無くなった。

だけれど、宏一は悲しくはなかった。

だって、その代わりに宏一は愛すべき人を見つけたからだ。

宏一は頭の中で聴こえるラジオを失くしたが、

その代わりに神様からの本当のギフトを貰えた、そんな気がした。

宏一に幸せが訪ねてきた。

ノックされたドアを、今、宏一は開けた。

  1. 真由美 より:

    今回の作品はタイトルから惹かれました。主人公はラジオをプレゼントされたと。でも、彼が統合失調症だとしたら幻聴では?と。だとしても、彼はギフトだと思ったんですね。とても素敵な捉え方ですね。そして愛する人と出会いギフトを失ったのではなく、きっと彼自身がギフトを必要としなくなり神様にお返ししたのかな?
    次回作も楽しみにお待ちしております(^^)

    • 逢坂 純 より:

      真由美さん、返信遅くなって申し訳ありません。感想頂けて嬉しいです。ありがとうございます。今回はハッピーエンドを心掛けて書いてみました。僕の書く作品は、どこか薄ら暗い作風になってしまっているのが多いので、目標は読んでくれた読者の人が読後に幸せになってくれたらいいな、と思って書いてみたいと思っています。ありがとうございました。

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