ぷっちょ 統合失調症のリカバリーストーリー

統合失調症である筆者の経験的エッセイ。

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アホみたいって言われた。

僕は統合失調症という精神疾患を抱えている。闘病歴ももう25年を迎えようとしている。それでも、何が悪いのか今でも幻聴・妄想に苛まれるときが常にある。常にだ。僕は作家として統合失調症の当事者本を書いている。小説を書いている。父はあつしが小説を書...
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㉒周りの人々に感謝しながら、これからも生きていく。

僕は生きてきて、色々な縁に恵まれていると思います。 そして、今まで生きてきて経験した全ての事が それが失敗だったとしても、全て宝物のように思えるのです。 僕はこれからも、周りの人に迷惑を掛け続けるだろうと思います。 そのせいで、多くの愛する...
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㉑統合失調症発症からおよそ20年。

僕が二十代前半に統合失調症を発病してから、およそ20年が経つ。 それでも今でも頭の中では、幻聴が毎日聴こえてくる。 妄想も酷い。 20年経っても、そんな状態なのは、僕の創作活動が支障を来しているんじゃないかと母は言う。 メンタルクリニックの...
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⑳闘病と母の事。

母が癌に侵されてから、およそ20年が経つ。 癌というのは、10年で再発が無ければ、おおよそ良しとされているが、 母は、その十年間、肉を完全に断ち、食事療法をやっていた。 母は結局、どうなったかと言うと、今でも腰が痛いとか足が痛いとか言いなが...
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⑲統合失調症と夢。ー自己実現を目指してー

精神障がい者も一人一人違う夢や目標を持っている。 誰でもなりたい自分になろうと意識を高く持つ事は当たり前の事だと思う。 それは、健常者も障がい者も変わらない。 僕は支援者の人に甘え、支援者のサポートを必要以上に求めていた。 皿洗いをする事は...
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⑱何の為に働くか。

電話で応対してくれた職員の人は、今の就労支援施設の新しい所長になっていた。 そして、作業所の雰囲気も少し変わっていた。 コロナ禍にあるという理由もあると思うのだけれど、それだけではないような作業所の雰囲気だった。 再び入った就労支援施設は、...
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⑰再び就労支援施設に通い始めた話。

僕が障がい者雇用で就職した飲食店を辞めてから、一年くらい、 家で映画を観たり、本を読んだり、姉と話したり、脚本を執筆していた。 就労支援施設の事は気にはなっていたのだが、 世間はコロナ禍に陥ってしまい、音信不通となっていた。 その頃、僕はあ...
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⑯それは、T・S・K!

姉のネーミングセンスは抜群である。 僕が妄想などで狼狽えていると、すかさず姉は僕に「それ、T・S・Kだから」と言ってのけた。 統合失調症の、基本的な、症状、略してT・S・Kだ。 パソコンラックの上に乗って僕を見ていたうちの飼い猫ケントが、 ...
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⑮あの鍵はちゃんと返したのだろうか。

作業所に通所する以前に、郵便局でアルバイトをしていた事がある。 そこで郵便局の前にあるポストから郵便物を回収する係を仰(おお)せつかった。 僕は、ポストから無事、郵便物を回収し終えて、局内に戻ろうとした。 その時、一人の女性が僕に声を掛けて...
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⑭僕の頭の中のぷっちょ。

幻聴の事を「ぷっちょ」と言う事にしている。 幻聴、と言うより、ぷっちょの方がまろやかでほんわりするような気がするからだ。 どういう時に使うかと言うと、 「今、ぷっちょがバーカって言った」とか「あんたのそれ、ぷっちょだから」とか。 姉が名付け...
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