東日本大震災の直後の一年間、脚本コンクールに10本ぐらい応募していました。
チャンスだと思い、ここぞとばかり、送っていました。
震災直後で応募数が少ないと思ったからです。
普通に考えたら、やらないでしょうね。
でも、その時は絶対プロの脚本家になってやるという一心で、書きまくって送っていました。
しかし、そんな年に10本のぺ―スで書いた作品は、当然の事ながら選外でした。
安易なテーマ、安易なアイデア、安易な構成では、入賞圏内に入るには、遠過ぎる程、安易のオンパレードだったのです。
後悔しか残っていません。
昨日は出版社の方から電話を頂きました。
僕の作品を読んで下さって、感想を送りたいからと言うような趣旨の電話の内容でした。
出版社の自費出版を促す営業だったのかも知れません。
それでも僕は感想をくれるという出版社の人の気持ちが嬉しかったです。
僕が創作を始めて、もう20年以上経ちます。
その間僕はずっと無視されてきたように思います。
コンクールの審査員だったり制作会社のプロデューサーだったり。
その時は僕の作品を評価してくれたのは、家族と作業所の所長だけだったように感じます。
だから、僕はamazonkindleから出版出来たのを凄く嬉しく思っています。
出版して書籍という形になったからです。
やりがいの話を作業所の職員さんとしました。
自分の仕事にやりがいを見出す仕事がしたいねと。
僕は今、amazonKindleから出版をしていて、自分で小説を書き、自分で表紙を作り、自分で宣伝をして、とても充実感があります。
それが、報酬として実るのならば一番いいのですが、そこはやはり狭き門の世界、中々本は売れてくれません。
だから今僕は自分の作品を手に取って貰えるような努力をしています。
自分が書いた作品には面白い物が書けたという自画自賛と言われるかも知れませんが、そんな自信にも似た気持ちがあります。
それでも、僕が書いた小説を手に取って読んで貰わなければ、その魅力も伝わる事はありません。
そういう意味では、僕がAmazonkindleで出版している事は、もう趣味ではなく、立派な仕事だと思っています。

