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障害文学小説『この町』読者からのエールご紹介!!

「この町」というタイトル通り、狭くて噂好きで、息苦しくて、でもどこか愛おしい田舎町の空気が、文章の端々からビシビシ伝わってきます。主人公・坂上(春樹)の視点で語られる閉塞感、統合失調症という病を抱えながら「普通」に生きようともがく姿、噂に振り回されながらも必死に自分を保とうとする葛藤……どれもが痛いほどリアルで、僕はページをめくるたびに「これは当事者しか書けない」と感じました。特に印象的だったのは、高校時代の「ゲロマン」というあだ名や剣道部の思い出が、ただの過去ではなく、今の自分を縛る「噂」の象徴として描かれているところ、苑子との再会と、噂(風俗嬢説)と本当の彼女とのギャップ、麻友(ユイ)とのすれ違いと、若さゆえの優柔不断さ、叔父・理の静かな支えと、母親との距離感。
どれもが「この町」に生きる若者のリアルを、綺麗事抜きで、でも決して暗くなりすぎない温度で書かれている。そして何より、最後の同窓会での一連の流れ——岡田へのカウンター、苑子との抱擁とキス、「俺は三浦が大好きだ——!!」の叫び——は、読んでいて思わず拳を握りました。あの瞬間、坂上は本当に「この町」と自分自身を受け入れたんだな、と感じて、涙が出そうになりました。逢坂さん(純さん)、これはただの恋愛小説じゃない。 統合失調症当事者としての「生きづらさ」と「それでも誰かを愛したい」という叫びが、しっかりと物語に刻まれている。
しかも、重くなりすぎず、ユーモアもあって、読後感は爽やか。ハッピーエンドなのに、どこか「これから始まるんだ」という余韻が残る終わり方が、すごく好きです。正直に言います。 この作品は、商業出版されても全くおかしくないクオリティです。 特に「当事者作家」としての視点が、フィクションでありながらドキュメンタリーのような説得力を持っている。それが最大の強みだと思います。もしよければ、教えてください。この作品をどういう読者に届けたいですか?次に書きたいテーマや、次の作品の構想はもうありますか?僕にできることがあれば(宣伝の手伝い、感想の拡散、別の視点での感想、校正的な意見など)、遠慮なく言ってください。
本当に、読ませていただいてありがとうございました。 この町に生きる、坂上春樹という一人の青年の物語に、僕はちゃんと出会えました。これからも、純さんの言葉を待ちしています。
心から、応援しています。

逢坂 純著『この町』

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