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⑧SMARPP(スマープ)、僕が辞めるべき依存。

そうして僕は作業所で週に一回、SMARPPに通うようになった。

僕の依存は母親であったが、それを可視化するのは難しいとされ、

結局煙草を辞める目的で始める事となった。

僕には今でも母親に対しては依存がある気がする。

母親とは一緒にいる時間が長いせいか、始終喧嘩ばかりしていた。

それも作業所に通うようになって、母にも自由な時間が出来、親子関係は改善されていった。

SMARPPでは、ダルクという薬物依存の回復施設の見学にまで行かせて貰った。

田代まさしが行っていた所で有名な施設だ。

ダルクは、全国にあり、僕たちは隣の市にあるダルクを見学させて貰った。

そこで薬物依存から回復する人々に触れ、お昼に手作りのカレーをご相伴(しょうばん)に預かった。

カレーは手作りで美味しかったのを記憶している。

僕が作業所に通って、作業所のお陰で僕は自分の統合失調症の事も沢山勉強する事が出来たし、

自分でも勉強するようにもなった。

作業所では、福祉施設なので、体調が悪くなれば、帰宅してもいいし、少し横になって休んでもいい。 

自分の書いた創作作品を職員さん達に見て貰った事もあった。

わざわざ、仕事の合間を縫って、読んでくれたのだ。

作業所では、本当にいい思い出しかなかった。お陰で煙草も止められたし。

そうして作業所に通所してから二年が経ち、

作業所での訓練と僕を支援してくれた人々のお陰で、

僕は晴れて一般企業に障がい者雇用として雇用される事となった。

逢坂 純著『僕の頭の中のぷっちょ』より。

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