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ピア活動って?

僕がピア活動に関心を持ったのは、

前の作業所の所長の影響が強くあります。

前所長は、年に一回、作業所のイベントを開いて、地域の人との交流を図っていました。

最寄りの中学校の卒業式にも、参列者として参加し、僕も連れて行ってもらいました。

週に一度、SMARPPという依存症回復プログラムを開いていたのですが、

その場にはお菓子とお茶を用意してくれ、

プログラムを勉強しながらも、自分の普段思っている事や、当事者としての想いを話合ったりもしました。

精神福祉講座という講座では、僕は他のメンバーさん二人と共に、障がい者雇用での体験談を語りました。

これらは今僕が勉強している本のピアサポーターの姿と見事に一致していました。

もしかしたら、前所長が僕と懇意にしてくれたのも、前所長が、ピアサポートとして雇用されるとかされないとか関係無く、地域に根差した本当の意味でのピア活動を目指していたのかも知れないだと僕は思います。

そして今の所長もその本当の意味でのピア活動を推進していると感じます。

僕はピアサポーターの認定資格を持っていないのですが、僕が自分の回復過程のリカバリー体験を話す場が欲しいと所長に言うと、ピアサポーターの認定資格が無くても、そういう活動したいとする僕を肯定してくれました。

そしてそれは、ピアサポーターの認定資格が無くても、前所長が精神福祉講座の場で、僕の障害者雇用の体験を話す場を与えてくれたのと同じだと思いました。

初めは僕は自分の承認欲求を満たす為にピア活動をしたいと思っていました。

しかし、ピアサポーターの事を勉強していくうちに、

僕は、自分のリカバリー体験を発表するのではなく、

グループディスカッションの場で、自分の病気の症状や、回復過程のリカバリー体験を話していくのも、いいのかも知れないと思いました。

あ、これってすきゾ!(統合失調症LINEグループすきゾ!)のやってる事だ!と思いました。

――東京:AM24時。

 「今、夜の0時です。そっちは朝かな?」

 恵は嬉しそうに笑顔を浮かべながら、メールを打っていた。部屋にはキリムが広げられた二人座りのソファーが置かれていた。

 絨毯の床にうつ伏せに寝転びながら、恵はメールを送信した。

 「ふーー」

 恵は笑みを零しながら、ハンガーラックからコートを手に取り、ソファーの上のリュックを持って、アパートの部屋を出て行った。

――愛知:AM9時

 部屋のドアの鍵を開ける音がする。

 と、ドアを開けて入って来たのは、恵の恋人豊だった。

 余程、疲れているのは彼が夜勤で働いているせいだった。

 しかし、そんな疲れ顔も見せず、豊は机の上のパソコンの電源を点けた。

 そして画面のメールの手紙の封筒マークをクリックする。

 そこには、恵からのメッセージが届いている。

 「今、夜の0時です。そっちは朝かな?」

 豊はクスリと笑い、大あくびを一つする。

 豊は椅子に座り、パソコンの前に着く。 

そして、豊は恵のメールの返事を打ち始めるのだった。

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