統合失調症な800文字小説。

脳みそが溢れ出しそう。

脳みそが溢れ出しそう。そんな事、誰かに言っても上手に伝わることはない。だけど、この苦しみを誰かと共有したい。そうする事で、私はその誰かに救われるから。祈ってる時間なんか無い。止めどなく襲って来る幻聴と妄想に只、たじろいでいるだけ。僕は今日も...
統合失調症な800文字小説。

くたびれたビニール傘。

クタビレタ透明のビニールの置き傘。帰りはじぶんひとりで帰れの合図。一時間前から、白色のライトバンが停まっている。精神病院のロゴが側面には貼られている。ぼくは迎えを待っていた。雨は止んできていた。 ぼくは自分の履いているメーカーが何処だか分か...
統合失調症な800文字小説。

家族への謝罪。

友人と知り合いの違いって何だろう、ふと、そう思った。そう思ったに至る迄には、長い長い紆余曲折を経ての事なのだが、知り合いなのに尊敬出来る人であったり、友人なのに、心が通じ合わなかったりする場合もある。 前者の方は、自分が思い悩んでいる時に、...
統合失調症な800文字小説。

熱い掌。

けれど僕は振り向かなかった。背後からは 僕を誘う可愛らしい声が聴こえて来た。 「待ってよ~、もっと遊びましょうよ」 黒く溶けたカラメルのような甘い味付けのした声が、僕を絡めとるように聞こえた。 だけども僕は振り向かない。 その声とは裏腹に、...
統合失調症な800文字小説。

彼は僕の事を面白いと言ったが、面白いって何?

彼は僕の事を面白いキャラクターだと言った。 面白いってどういう事だ。例えて言うなら、駅前のモニュメントの柔和な曲線と鋭利な先端の前でフォークギターを弾き鳴らして歌う路上ライブのシンガーのよう。 余計に分からなくなってしまった。 要するにその...
統合失調症な800文字小説。

枕を涙で濡らす時。

彼は無言だった。僕も無言でいたかった。けれど氷山から切り取られたような氷一杯のグラスに入ったコークハイは、僕をお喋りにさせた。彼はビール一杯では何ともないような酒好き、酒豪だ。彼は僕の次から次へと止めどない喋りに付き合ってくれていた。彼が彼...
統合失調症な800文字小説。

赤鉛筆の寿命。

ジャッ、ジャッ、ジャジャッ。僕は芯の歪んだ赤色鉛筆を尚、工作用のナイフで削っていた。赤色鉛筆の先は鋭く尖るどころか、平べったく長方形の形に削られていった。 だけども、僕は鉛筆削り機を使わなかった。 太古の人間の英知の結集したものが、このナイ...
創作と統合失調症 リカバリーストーリー

僕と統合失調症と大統領の陰謀の関係。

僕は疾病初期の頃、自分の統合失調症の症状を他人に話す時には、いつも冗談めかして伝えていました。 例えば、何者かに狙われていると言った統合失調症の基本的な症状の場合、僕はそれを差し、今一番気になる事は何かとして「大統領の陰謀」と周りの皆に伝え...
統合失調症な800文字小説。

僕は何に対してお金を払う?

僕は何に対してお金を払う?僕は相手の誠意に対してお金を払う。お金を払ったからこそ、真剣に向き合って真剣に一緒に考えてくれるからこそそんなような気がする。 お金を払っているからこそ、それは僕の責任感になっていって、協力してくれた人に対しての結...
統合失調症な800文字小説。

僕の読書量が一万冊を超えたら。

僕の読書量が一万冊を超えたら、僕は立派な表現者になれているだろうか。だけども、今の僕は一冊にも満たない読書生活をしている。それは僕が頭を病んでいるからだろうか。心を病んでいるからだろうか。果たして僕はそれでも発信者になれるだろうか。表現者に...
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