昨日、姉と電話で話しました。姉の云う事には、ニュースや流行りなどは、本当にそれが必要ならおのずと自分の耳や目に入って来るという事でした。世の中のニュースは、殆どが自分とは無関係で、知らなくても生きていけると言うのです。確かにコロナの感染者ニュースなどは、何度も繰り返し繰り返し報道されているので、自ら知ろうとしなくても、情報は入って来ます。姉は最近、仕事の合間を縫って、髪飾りを作るのをやっています。どんなものを創ろうかと、スマホのリマインダーにコツコツ、アイデアを書いています。そこで、僕は姉に言いました。作家も髪飾り作りも、同じクリエーターなのだから、クリエイターは世間の時流を読まなくちゃダメなんじゃないの?と言いました。
流行に乗る気は無いという姉に、僕は流行に乗るのではなく、世の中の流れを読んで、それを自分で租借し、自分から発信していければいいんじゃないかと言いました。
NHKの朝ドラの企画は二年前から動き出しているそうです。今やっている「おかえり、モネ」も二年前から企画が出来ていて、気象予報士の話をしています。そして気象予報士の仕事が天気予報だけじゃないと言っています。結局、話はまとまらなかったのですが、いい話が出来たと思いました。
さて、今日も原稿用紙二枚の習作、書きました。お時間のある方は是非、お読みください^^。
「気象予報士は天気予報だけにあらず」
私は朝起きると、妻がリュックに非常用のカ
ロリーメイトとウィダーインゼリーの束を入
れていた。
「どうしたの?こんなに朝早くから」
壁に掛けてある時計の差す時間はまだ外も薄
暗い4時だった。
「何?地震の非常用持ち出しの用意してる
の?」
妻は酸素ボンベを大きなリュックに入れてい
た。
「おいおい、酸素ボンベは要らないでしょ」
私は妻のリュックから酸素ボンベを取り出そ
うとした。
妻はそれをひったくって言った。
「やめて!」
「どうして、酸素ボンベはちょっと大げさだ
ろ」
「火星に行くの!」
私は唖然とした。しかし、妻がこう言った冗
談が好きなのも私は知っていた。
「ああ、そうなんだ。火星に行くんだ」
そう言って僕が笑ったが、妻にはそれが気に
食わなかったらしかった。
「何?旅行でもするの?火星に」
妻は、私の顔を鬼気とした眼差しで睨んで言
った。
「地球が爆発するの!」
「へー、いつ爆発するの?地球」
僕はニヘラと笑って妻に言った。
「日本の海の海抜もグングン上がってきて」
「へー」
外でサイレンが鳴った。
窓の外を見ると、超特大の津波がこっちにむ
かってやってきていた。
「妻の言う事は正しかった・・・地球、爆発
するんだ・・・・

