精神障がいを持つ人同士の作業所外での親交は割かし大変だと言われ以前、作業所外での外出を断られた事があります。
病状の酷い人だと車の運転も、電話で話すのも、人込みに出掛けるのも、休憩を取りながらでないと、疲れてしまうようです。
僕も人込みがやはり苦手で、外出するとソワソワしたりふらふらしたり、体調が悪くなったりします。
その度に周りの人に心配ばかり掛けてしまっているように思います。
だから精神障がい者同士の付き合いは、周りのサポートがあって、そのうえで当事者同士が無理をせず、自分の体調を診て、出来ない事は出来ないときっぱりと断れる環境で付き合っていく事が大切だと思っています。
『疲れたら休む』
彼女は電話はとても体力を使うと言う。
だから、どんなに話しが盛り上がっていても、僕は電話を5分で切る。
「ピロリロリン、ピロリロリン。セットした時間になりました」
だから僕は彼女と電話をしない。
それは僕と彼女が同じ精神障がいを抱えているからという事もある。
アレクサからAIの女性の声がアラームで二人の電話時間の終了をお知らせしてくれる。
僕は電話をすぐに切ると、お楽しみはこれから始まる。
彼女とのお喋りはまだまだこれから始まる。
電話を切って、パソコンにインストールしたLINEチャットで今から2時間の彼女とのお喋り。
生まれた頃からSNSが当たり前にあったZ世代の彼女は、電話よりもLINEでのチャットの方がしっくりくる。
彼女はラインスタンプを沢山持っている。
そのシーン、シーンに合わせたLINEスタンプを見事に使い分ける。
彼女とLINEで話しをするのは、楽しい。
LINEならば、お互いに無理なく時間を共有できる。
そしてLINEだからこそ、お互いをもっと良く知る事が出来る事もある。
今僕らは楽しんでいる。

