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統合失調症の当事者の僕は歴史に名を遺すことが出来るのか?

発達障害の著名人や歴史上の人物を探したら結構、いると思います。

ちょっと調べてみたところで言うと、坂本竜馬、織田信長、レオナルド・ダヴィンチ、トーマス・エジソン、アルバート・アインシュタイン、モーツアルト、などなどどんどん歴史上の偉人の名前が出て来ます。

では、統合失調の著名人や歴史上の人物はどんな人がいるでしょうか。

まず僕が調べた中で気になったのは、まずはエドワルド・ムンク、「叫び」という絵画が有名な画家です。

そしてもう一人は、ジョン・ナッシュと言う人物。1994年にゲーム理論を展開して、ノーベル経済学賞を獲られた方ですね。2015年に亡くなった方なので、結構最近まで存命でいらっしゃった人です。

2001年にはナッシュをモデルにした映画『ビューティフル・マインド』が製作公開されていました。僕の参加している『統合失調症LINEグループすきゾ!』の管理人の方は、統合失調症を才能だと言っています。

僕もそれにあやかり、コンクールで賞を獲りたいものです。

『統合失調症の当事者の僕は歴史に名を遺すことが出来るのか?』

歴史の読み物を読んでいた時の事だった。

その歴史の教科書には、僕が載っていた。

その教科書には、僕が誕生した病院名から始まり、幼稚園の初恋の君の事、果ては僕の危ない性癖の事まで、赤裸々に掲載してあった。

テレビには、モーニングショーの司会者のアナウンサーがパネルボードで僕の事を解説していた。

パネルボードに貼ってある紙をアナウンサーが剥がすと、その下からは僕が初めて煙草を吸った齢とその銘柄が現れた。

評論家は僕の出来の悪さを僕の父親の如く罵った。

僕は教科書をゴミ箱に投げ込み捨て、テレビを消し、外へ飛び出した。

玄関を開け、アパートの外へ出ると、二匹の首輪を付けた親子猫に出くわした。

その二匹の親子猫は僕の顔を見ると、びゃっと踵を返して逃げて行った。

僕は部屋の中から持ってきたジャケットを来て、街へ歩いて行く。

前を歩く初詣返りの着物の女性二人が僕の顔を凝視している。

二人は振袖の袖を持ち上げ、駆け出して行った。

車道がある広い道に出た僕は恐怖で凍り付いた。信号待ちをしている車の前部が、窓を開けて、僕の方を凝視している。

その目は、あまりにも血走っていた。

信号が青になる。

車のドライバーは皆、それでも僕の顔を凝視していた。

信号が青になり、前から大型トラックがこちらに向かって走って来る。

そしてトラックは僕の方に向かって真っすぐに暴走してくる。

その運転手の目も、僕の顔を凝視していた。

トラックは僕に向かって、真っ直ぐに突っ込んでくる。

僕の死因、教科書に載るのかな?

これ程までにない冴え切った頭で僕はそんな事を思った。

そこからの記憶は無い。

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