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心が弱いんじゃない。

統合失調症は脳の病気です。

決して心が弱いわけではありません。

だって、統合失調症は脳の病気だからです。

でも、うちの両親は、僕が幻聴が聴こえて騒ぎ出すと、僕の事を我儘で性格がひねくれていると言います。

だけど僕は分かっています。

母は、僕の為に健康的な食事を作ってくれ、

父は畑で野菜を育てて収穫して、母の料理に出してくれます。

結婚して家を出た姉は、僕の統合失調症の症状を的確に指摘し、僕に病識を持たせてくれます(病識とは、病気への認識みたいなものです)。

だから僕は一家四人態勢で障害受容をして貰っているのです。

『心が弱いんじゃない』

僕は彼女を信じてしまう。

それは本当は嘘かも知れない。本当かも知れない。

人は知らないものに惹かれてしまう。

分からないものに惹かれていく。

僕はその嘘かも本当かも分からない危ういものを信じている。

それは僅かな僕の希望がその中に入っているからなのかも知れない。

そうあって欲しいという僕の願望が彼女に希望を抱かせてしまう。

彼女は僕の事を好きとも嫌いとも言わない。

只、僕の話に耳を傾け、ケラケラと笑う。

時々、彼女に送った僕のLINEのメッセージは、既読が付かない。

だけど、ぼくは希望を持って、彼女の全てをポジティブに考える。

彼女は僕の話をよく聞いてくれる。

僕の読んだ小説のあらすじを、嫌な顔もせず、

聞いてくれる。

僕はそれが嬉しくて、尚も彼女に自分の話をしてしまう。

自信過剰なのではない。

決して自分好きだからではない。

彼女に僕の事をもっと良く知って欲しいからだ。

彼女の体はもう半分ぐらい僕で埋もれたかな?

彼女の体はもう3/1ぐらい僕で埋もれたかな。

それもどれも僕の希望的観測なのだけれど。

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