統合失調症というテーマで、この文章を書こうとすると、やはり統合失調症を自分でもっと勉強しないと書けないのだなと思っています。
かと言って、統合失調症に関する本を図書館で何冊も借りても、中々読破する事は出来ないし、勉強しようと思ったら、何度も読み返して身に付く知識となるのだから、本を購入した方がいいのかなとも思います。
統合失調症を疾病した直後は、統合失調症を勉強するどころじゃなかったのですが、医者に診断してもらい、家族も僕に対してどういう態度を取ったらいいかと思い始め、自然と統合失調症の事を家族で勉強するようになりました。
統合失調症を勉強する事で、僕も自分を理解したいと思うし、統合失調症を抱える作家として、活躍の場を広げたいと思っています。
『あの夜の月』
目が覚めたら、僕は幸せになっているだろうか。
そう思いながら、毎晩僕は眠る。
明日もきっと大切な人々に囲まれて、幸せな一日を過ごせますように、と祈りながら眠りに就く。
夜中に目を覚ます。
トイレに起きたが、それから眠れずにいた。
窓のカーテンを引くと、窓越しの夜空には、月がぽっかりと浮かんでいた。
僕はもっと近くで月を見たくなって、家の外に出た。
外は、まだ春と呼ぶには早すぎ、夜風は少し冷たかった。
月は部屋の中から見た月よりも、その存在を確かに思えるように、澄んでクッキリと見せていた。
彼女も今、同じ月を見ているだろうか。
いや、こんな夜中には、彼女はもう眠っているだろう。
そんな事を考えながら、あ、これ前にもあったと自分の思った事と頭上に見える月を見上げながら、デジャブした。
丁度、その時、彼女も偶然目を覚まし、月を見ていた事を、僕は知る由も無かったが、僕と彼女はその時、確かに同じ月を見ているのだった。

