作業所で一緒になったはるしんさんは、ピアサポーターなんです。
そして彼女がピアサポーターになろうと思ったキッカケと言うのが、僕が精神保健福祉講座という場で、発表した僕の障がい者雇用のリカバリーストーリーの発表だったのです。
それから一年後、僕は残念な事に僕は障がい者雇用で雇って貰った飲食店を辞めてしまい、再び通っていた作業所に通所するようになったんです。
そこで、僕は当時書いていた統合失調症の青年が主人公の作品で、疑問に思った事があって、それを知る為に、所長にピアサポーターさんを紹介して下さいと頼んだんです。
その時、紹介された人がはるしんさんだったんです。
その時、はるしんさんが僕のブログの事を知って、彼女とはそれからの縁です。
うつ克服への羅針盤 | このブログは、ピアサポーターの筆者が日々思ったことや闘病体験などを伝えることで、うつ病に対する障害受容が高まることを目的としています! (harushin.xyz)
『冷凍庫の中身は』
新しい仕事を始めた。
日給3万円との話だ。
仕事内容は、冷凍庫の警備の仕事だ。
僕はその仕事にすぐに飛びついた。
だって、日給3万て。
日給3万円て、どんだけ厳しんだよ。
警備の仕事だろ?
何を警備するんだよ。
いやいや、待て待て、警備するって事は、何か警備するんだろ、何を警備するんだよ。
ヤバい仕事なのか?ヤバいんじゃないのか?
そうこうするうちに、アルバイト初日を迎えた。
僕は巨大な冷凍庫の外にある宿直室で、眠い目を擦りながら、警備の仕事をしていた。
「たす・・けて・・・・」
僕は何処からか、女性の声を聞いた。
え?
僕は自分の耳を疑った。
「たすけてくれー・・・」
今度はハッキリとした男の声が聞こえた。
僕はその声の導かれるままに、部屋を出て、冷凍庫に向かった。
冷凍庫のドアを開ける。
ギギ―ッと大きな音と共に開いた扉からは、凍り付くような冷気が流れ出て来た。
僕は声の聴こえる方へ歩いて行った。
そこには冷凍庫があった。
僕はドアを開けようとした。
ドンッ!
冷凍庫の中から激しく叩く音がする。
僕は冷凍庫のドアを開けた。
その中にいたものは・・・。

