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フィクション・ノンフィクション

毎日ブログを更新してくると、同じくブログを毎日更新されている方は共感して貰えると思うのですが、『ネタを毎日考えるのが難しい問題』に直面してしまいます。

僕は800文字小説を主として書かせて貰っているのですが、前に書いたような内容の小説をまた書いてる、と思われた方正解です。

それは想像力の貧困な訳ではないと僕は考えています。

毎日800字の短編小説を書いていると、当然ネタ切れになってしまって、そこで生まれ出て来るものは、自分の考えや毎日を過ごす姿勢が書いているものはノンフィクションでは無いのですが、作品ににじみ出てくるのです。

自分の片鱗が入っているから、そこに人は心を動かされるのであって、話の展開で人の心を動かせる事は、至難の業だと思います。

ストーリーの展開で僕が心を動かされたのは、僕は「ラ・ラ・ランド」のオープニングでした。

様々な物に感動したいです。

『フィクション・ノンフィクション』

僕は空を飛べる。

嘘じゃない、嘘じゃない。

僕は彼女に逢いに、夜の街を駆け抜けた。

彼女の家迄、10キロはある。

そこをショートカットして、最短距離で突き進む。

彼女の家が見えて来た。

彼女は、机に向かって勉強をしていた。

彼女は心理カウンセラーの資格を取得する為に、最近は頑張っているのだった。

僕は二階の彼女の部屋の窓から彼女を覗いた。

彼女は机に向かって、手を組んで肘を机に置き、握った両こぶしに頭を乗せて黙っていた。

机上のテキストの上に、滴が落ちた。

彼女は泣いていた。

どうして泣くの?何があったの?

僕は彼女を悲しませる要因を消してやりたかった。

彼女は笑顔が素敵だったから。

そして僕はそんな彼女の笑顔が好きだったから。

階下から電話のベルの音がした。

何やら彼女の母親が電話で話していた。

彼女の母親は電話を切って、俯くと顔を抑えて泣いた。

しばらく僕はその光景を眺めていたが、彼女の母親は急に顔をキッと上げ、階段を登っていった。

彼女の母親は、彼女の部屋のドアをノックした。

彼女は机に突っ伏していた。

彼女の母親がドアを無言でドアを開けた。

彼女の母親は、彼女の肩をそっと叩いた。

「彼、亡くなったわ。今さっき連絡が入った」

彼女は立ち上がり、彼女の母親と抱き合って、泣いた。

僕はここにいるのに。僕はここにいるのに。

僕はここに居ないのか・・・?

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