大学の先輩OBの方が、癌患者のピアサポーターの代表になっていました。
その先輩は、僕が大学一年の時には、もう在学していなかったのですが、先輩方は、後輩の面倒見が良く、先輩は確か、僕が入っていた部活の主将でもあったように記憶します。
自分で組織を立ち上げるという事は、とてもパワーの要る事だと思います。
僕は先輩のような人は凄いなと尊敬しますが、
僕には到底、出来ないような事だと思います。
人を取りまとめるという事は、人望も厚くなければいけないし、人に配慮する気持ちも大切だと思います。
先輩、やっぱすげー格好いい!
『成し遂げた男と、何も成し遂げれない男と』
僕はこの二、三日、会社を休んでベッドでずっと横になってばかりいる。
やる気が出ない、テレビが面白くない、何かやろうとしても5分と持たない。
会社の先輩は、会社を辞め独立し、自分の人生を闊歩している。
僕には何が出来るのだろう。
自分の人生さえ、ままならないのに他人の責任を負うなんて事が出来る訳無い。
僕はどうしても、他人と自分とを比べてしまう。
同い年の著名人が何を成し遂げたかが、気になって、いつもググったりしている。
僕は毎夜、その著名人の人たちとお茶会をやっている夢を見る。
夢の中では、僕も何かを成し遂げた成功者なのだ。
だけど、実際は何も成し遂げられていない只の平凡な男がいるだけなのだ。
気力が湧かない。
何もしたくない。
そんな男が何を成し遂げられるというのだ。
「おい、頑張れよ」
「病気の人に頑張れって言うのは、禁句だぞ」
「人生をもっと楽しんで」
「それじゃ、こいつが人生をまるで楽しんでないようで、こいつに対して失礼じゃないか」
僕の恩人たちが家まで訪問してくれて、僕を応援してくれる。その時、僕はハッと我に返る。
部屋の中には、僕一人しかいなく、部屋はカーテンが引かれ、真っ暗闇の中で僕は立っていた。
夢うつつというものなのか、僕の頭はおかしくなってしまったのか。
僕はひとりで部屋にいた。
ずっと一人で部屋にいた。
僕を応援してくれた人々は、どこかへ消えてしまった。

