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恋愛偏差値、低し。

僕が通っている作業所で、職員さんとメンバーさんと話していて、

こんなことを言われました。

「アツシさんの話は、すぐ人が死ぬ」

「アツシさんの話は、すぐ人が行方不明になる」

どんな話ですか!と僕の精神状態を危惧する職員さんの声。

それを受けて、職員さんが僕にこんなアドバイスをくれました。

「もっと恋愛要素を入れたらどう?」と。

でも、実は今まで僕は恋愛らしい恋愛をした事がありません。

なので、女性と話をするとなると、すぐ舞い上がってしまいます。

LINEの文章も、一言こんにちはと挨拶を入れて、返信が来なかったら悲しいので、

自分の思いのたけをド長文で書いて送ってしまう程です。

そんな恋愛指数の低いこんな僕でも、気持ちの籠った恋愛モノを書けるのでしょうか、

疑問です。

しかし!僕は僕の恋愛観を持って、ラブストーリーには臨むつもりです!

『恋愛偏差値、低し』

僕と彼女は付き合って、もう三年が経つ。

付き合ってると言っても、恋人同士とかそういうんじゃない。

只、僕は彼女が辛い時、彼女の傍にいて、彼女の心を救ってやる事が出来る。

彼女も僕が辛い時、同じように僕の傷付いた心を癒してくれる。

だから、僕と彼女の関係は、世に言うお互い様、という関係なのだろう。

彼女に恋心など持った事は無い・・・と思う。

彼女と僕は進学した。

同じ大学だった。

僕は彼女がそ外語大へ入るのだと聞いて、猛勉強した。

彼女のお陰で、僕の英語の成績はうなぎ上りにアップした。

彼女と同じ大学には入ったが、彼女とは大学時代、すれ違う事も無かった。

僕は僕で幾つかの恋をして、彼女も同じように幾つかの恋をした。

彼女と会ったのは、僕が社会人一年目の冬の事だった。

偶然の出会い。彼女との再会を果たした僕。

彼女は学生時代より、少し垢抜けたようだった。

僕は・・・どうだっただろう。

彼女の目に映る僕はどうだったろう。

彼女は僕との再会を喜んでくれていた。

「元気だったー?」

彼女は僕にそう言った。

また彼女に恋しそうな僕がそこにいた。

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