今月中旬、作業所のレクリエーションで、木下サーカスに行く事になりました。
子供の頃観たサーカスは、バイクが球状の金網を走り回ったり、長い竹馬に乗った足の長いピエロが、
ステージ上を駆けまわったりしていた覚えがあります。
30年振りに僕の住む町にやってきた木下サーカス、楽しみです。
『サーカスとピエロ』
ピエロは古い昔から嘲笑のシンボルだ。
そしてサーカスは、不思議な世界への入り口だ。
サーカスには、今まで一度も行った事は無いけれど、
僕の住んでる町にも、サーカスが今度、来ると言う。
ピエロはおどけた顔をしているが、その目は笑っていない。
白く塗られた顔に、落書きされた目鼻。
手に持つフーセンは、恐ろしい程鮮明な彩色を彩っている。
ピエロはサーカスの仲間外れのような気がする。
特に芸をする訳でもなく、おどけて舞台を駆けまわる。
ホワイトライオンや、空中ブランコの演者らは、客たちに拍手喝采だ。
しかし、ピエロは違う。
ピエロには、嘲笑だけがテント内を響かせる。
来月、サーカス一団が僕の町にやって来る。
僕はサーカスには一度も行った事が無い。
サーカスにはピエロがつきものだ。
サーカスが僕に幸せをもたらせてくれるように、今日も願う。
その当日まで、僕は祈る。

