統合失調症になってから、ずっと異性を好きにならないように自らしていた帰来もありました。
齢を取って尚、異性に恋愛感情を持たないようになっていました。
統合失調症が世の中に認知されてきた今の社会でも、福祉関係者の間でも精神障がい同士の恋愛には、一念あるようです。
勿論、精神障がい者同士の恋愛も結婚もちゃんとされている方々もいると思うのですが。
僕の両親は、異性の友達と一緒に遊びに行く事を話したら、初めはあまりいい顔をしませんでした。
僕のブログとその彼女のブログを両親が見て、やっと節度を持って遊ぶのならいい、というような事を言って貰えました。
でも、その先に何が待っているかを追求はしませんでしたし、僕も未来の事にまだ自信も責任も持てないでいます。
実際、僕も異性に恋愛感情を持ったら、すぐに結婚の話を考えていた時期もありました。
先の事を考えても分からない、
そう知り合いに言われて正直、気持ちが軽くなったし、恋愛に前向きにもなれました。
若いうちに、もっと多くの恋愛をしておくべきだったと今は思います。
自分で選んだ道です。後悔無く歩いてゆきたいと思っています。
『30センチの距離』
僕は彼女の事が好き。
彼女は学校のアイドルだ。その彼女と僕の距離は近くて遠い。
彼女は言わないが彼女にはもうちゃんとしたボーイフレンドがいるんじゃないかと思うと、とても不安になる。
でも、この緑地公園でウォーキングをしようと言い出したのは、彼女の方。
ダイエットの為に公園全部を歩いたら30分くらい掛かる公園でウォーキングをしようと誘ったのは彼女の方。
彼女はダイエットなんて必要のないぐらいの、僕から言わせて貰えば、すごくグラマラスなプロポーションの持ち主だ。
どうして僕を誘ったのだろう。
只の友達だから、気軽に彼女は僕を公園での散歩に誘ったのだろうか。
公園の歩道を歩く彼女の息遣いが聞こえてくる。
僕は息が上がっても、カッコ悪い所を見せまいと、無理に呼吸を整えようとして、逆に苦しくなる。
彼女の手は、すぐ隣にあるのに、触れる事も出来ないのは、僕が勇気が無いだけの理由じゃない。
彼女は手荒れの無い奇麗な指をしていた。
その指に僕の指を絡ませて、手を繋ぎたい。
たったそれだけの事なのに、僕はその為に勇気以上の覚悟が要るような気持ちになる。
30センチも離れていない彼女の手は、僕には至極遠く感じるのだ。
たった30センチの距離なのに・・・。

