昨日から、僕の通所している就労支援事業所に、福祉の大学生の男の子一人と、看護学生の女の子3人が、実習に来ています。
20ぐらいの子だったようで、ちょっとした冗談にもコロコロと珠の転がるような笑い声を鳴らし、まばゆいばかりの光を放っていて、
僕には眩しすぎました。
僕はコロナ前の障がい者雇用を辞める前に、今通所している就労支援事業所に通っていたのですが、その頃は頻繁に福祉系の学校の実習生が来ていて、楽しい日々を遅らせて貰った覚えがあります。
そんな日々も忘れないように、書き綴っておきたいです。
そんな日々を綴って、エッセイ集として発売したのが、「僕の頭の中のぷっちょ」です。
もしよかったら、Amazonkindleで覗いてみて下さい。
僕のこのブログ、ぷっちょのカテゴリーでもお読み頂けますよ。
『キラキラキラー』
僕は今、僕にも手に届きそうなアイドルに夢中だ。彼女は、真っ白な衣装を身に纏い、僕に笑顔を振りまいてくれる。
その笑顔の眩しい事限りなし。
仲間内では、誰推しかで言い争う事もしばしばあったりもする。
僕の推しの子は、笑顔が素敵でコロコロと声を挙げて笑う可愛らしい女の子だ。
そのくせ、アイドルオーラはちゃんと身に付けていて、手が届きそうで届かない、それも彼女たちの魅力でもある。
僕達は、風呂にも入らず、油でベタベタになった髪の毛を霧吹きのシャンプーで洗い流す。
別に風呂が嫌いなわけじゃない。
その証拠に、歯だって毎日磨いている。
彼女たちに逢う為に、パジャマだって毎日着替えている。
そう、彼女は白衣の天使、ナイチンゲールなのだ。彼女は僕達入院患者のアイドルなのだ。
彼女は僕らの名前を憶えてくれている。
彼女が優しくくすぐるように撫でるように、僕の名前を呼ぶ。それだけでもう僕は彼女を好きになってしまう。
そっと手が触れた時など、天にも昇る気持ちになれる。
だけど、彼女は手の届かない存在だ。
彼女の笑顔は、僕だけに向けられたものではないからだ。
だけど、僕は彼女の笑顔を毎日楽しみにしている。
足の一本でも折って、入院期間を伸ばそうかしら。
でも、そんな事したら彼女はきっと、僕の事を怒るだろうな。
だって彼女の仕事は、僕たちの病気を治すお仕事だから。だから、僕は退院しなければいけない。それが悲しい。

