統合失調症な800文字小説。

僕は学校が、すきゾ!

僕は優作が好きだ。だけどそれは別に愛してるとかじゃない。よってカミングアウトしている訳でもない。 スキゾフレニア、僕の病名だ。精神障がいなのだ。この病気は頭の中で僕を非難する声が聴こえたり、ありもしない破滅的な妄想が浮かんだり、何もやる気が...
小説『僕はおまえが、すきゾ!』

僕はおまえが、すきゾ!冒頭。

僕は松下優作の事が好きだ。だけどそれは、別に愛してるとかそんなんじゃない。よってカミングアウトをしている訳でもない。 スキゾフレニア、僕の病名だ。精神障がいなのだ。この病気は幻聴や妄想が聴こえたり、何もやる気が起きなくて一日中、ベッドで寝て...
小説『僕はおまえが、すきゾ!』

僕は映画が、すきゾ!

僕は優作のアパートへ心躍らせて、向かっていた。毎週土曜日、その日は、優作と一緒に奴の部屋のハイビジョンテレビで映画を観ると決めている日だった。 それは僕が優作と出逢ってから今まで、毎週やっている事だった。 僕は、ドラッグストアでその日の飲み...
統合失調症な800文字小説。

僕はあいつが、すきゾ!

優作の事が好きだ。別に愛してるとかじゃない。よってカミングアウトでもない。 優作とは、幼稚園、小学校、中学、高校までもが一緒だった。 大学は優作の目指していた工業大学に僕は入った。 大学では、ロボット工学を専攻した。 『宇宙、それは最後のフ...
統合失調症な800文字小説。

かわいい俺。

男は鏡を見ていた。男は自分の顔を見て、こう思った。 「美しい」 男は自分の事をナルシストだとは思っていなかった。男の美しさは自他共に認めるものだったからだ。 しかし、彼には秘密があった。そして彼の秘密を彼女は今、知る事になるのだったが。 ・...
統合失調症な800文字小説。

気まずい二人。

彼女と顔を合わせたら、なんて挨拶しよう、僕はベッドの上で、壁をボンヤリ見つめていた。 彼と顔を合わせたら、いつものようにおはようと言えるだろうか?彼女はそう思った。 壁一枚の隣同士の部屋、以前は彼の広い部屋のキングサイズのベッドで二人は寝起...
統合失調症な800文字小説。

僕と私と今日観た映画。

今日観た映画は、原作も読んだけど映画の方が断然面白かった。 彼女に薦められて読んだその小説は、読後、何かモヤモヤした感じを残し、 晴れない天気のようでスッキリとしなかった。 その彼女も、今は何処で何をしているのやら。 彼女の開くキッチンカー...
統合失調症な800文字小説。

二人なら。

僕の馬鹿付く程の筋肉が、齢を取って無くなったとしても、君は僕の隣にいてくれるだろうか? 僕の髪の毛の油も無くなってぱさぱさの白髪頭になっても、君じゃないと僕は駄目なんだ。 君の目じりの皺で重なった満面の笑みを僕はいつ迄もいつ迄も、愛おしく思...
統合失調症な800文字小説。

僕の才能が無くなったら。

僕がほうれん草の胡麻和えを好きじゃないから、彼女は僕の事を好きになってくれないのだろうか。 僕が天才的な数学の能力の持ち主だから、彼は僕の事を好きだと思ってくれているのだろうか。 僕は体力測定のソフトボール投げが嫌いだった。 嫌いで嫌いで、...
統合失調症な800文字小説。

円を描く。

僕の体は借り物だから、僕にはまん丸な円を描けない。 円はコロコロ転がって、人と人とを結びつける。 だけれども、僕の体は借り物だから、 円は僕の体を通り抜けて過ぎていき、僕はその円に収まれない。 僕の本物の体はどこにあるかと言うと、 この世界...
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