リア友の友人に、アツシさんの習作、この前喋った事がそのまま習作になってますね、と言われました。
確かにその感は否めないのですが、友人曰く、その辺が底が浅いのかも知れません。
この文章もリア友の言った事を書いているだけな感もありますし。
友人に、また喋った事を書いてるだけですねと言われそうで怖い・・・。
でも作家ってそういうものじゃないのかな、とも思うのです。
喫茶店で後ろの席の女子高生がこんな話をしていた、とか。
そんなものじゃないかと思うのです。
『言霊、そして妄想』
「うるせー!ババア!」
僕はそう母親になじっていた。
そして僕はドアを勢いよく閉めた。
母は悲しそうな顔をしながら、リビングのソファーに座った。
僕は我に返り、母にすまない事を言ったと思い返し、リビングに戻った。
「ごめん、母さん。さっきはババアなんて言って」
母は、笑顔になり言った。
「いいのよ、ババアはババアなんだから」
僕も笑顔になって言った。
「母さん、白髪増えたね」
「いつの間にこんなに白髪になっちゃったんだろうね」
僕は母の頭を見て、ぎょっとした。
明らかにさっき迄の母の頭とは、白髪の数が違っていた。
僕はある事に気付いてしまった。
言霊という言葉がある。
言った言葉が現実になってしまう言葉の魂を言霊と言う。
僕なんかいなくなればいい、僕なんかこの世にいても、害になるだけだ!と僕は心の中で叫んだ。
その次の瞬間、僕はこの世から消えていた。

