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誰かに必要とされたい欲求。

統合失調症LINEグループすきゾ!と言うLINEグループで家族会をやっていて、

それに当事者も混ぜこぜしてやったら面白い!と、

すきゾ!の管理人のお坊さんの方が楽しそうにブログで話していたのを見て、

ミーハーな僕は、僕が通う作業所でもやりたいと思い、作業所の所長に、

作業所に通う通所者の親を集めた家族会の中で、リカバリー体験を話したいと言いました。

所長はそんな僕に言いました。

そもそも講壇や講演とは、自分から売り込みなんかしない、こっちからお願いするものだと。

僕はまだ、その価値の無い人間だと言うのです。

確かに、障がい者雇用で飲食店で働いていた時には、

リカバリー体験を話しはしたのですが、

今の僕には、小説を書いてますまだその道で成功はしてませんが・・、ぐらいしか話す事が無いです。

はっきり言って、所長の言う通り。

最後に所長に言われました。

井の中の蛙大海を知らず、と。

ごもっとも。

『誰かに必要とされたい欲求』

「はーいはーい、はいはい、はい!」

僕は担任の挙手の掛け声で、手を挙げ、叫んだ。

担任は言った。

「他にはおらんかー。さあ、遠慮せずに挙手」

僕は立ち上がり、手を目一杯挙げた。

「はいはいはーい!」

担任は僕にガン無視を気取り、続けた。

「こんなチャンス、滅多にないぞー、やりたい奴、いないのかー」

担任!、僕のこの真っ直ぐに伸びた腕、揃った五本指のきれいな挙手が見えんのかー!?。

「こんな事、お前らが生きてるうちに、きっともう二度と無いぞー。やらなきゃ損だぞー」

だっから!俺俺俺!俺やりたいってば!

尚も俺の事を透明人間を扱うように、無視して担任は続けた。

「いないなー、いないんだなー、ホントにいいんだなー」

いやいや、さっきから言ってるじゃん、俺、やりたいって。

「しょうがないなー、生徒を差し置いて申し訳ないとは思うが、

 やりたい奴がいないんなら、この俺がやってやるかー」

おいおいおい!それが狙いか!?初めから

それが狙いだったんじゃないのかよ!ようようセンコーよぉ。

「じゃあ、生徒不参加という事で、担任のこの俺が責任を持ってやらさせて貰うぞー、

 みんないいかー」

クラス中の生徒が奇麗な垂直線を描いて、手を挙げた。

「はーーーい!!、いいでーす」

お前らもグルかーーー!!

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