コーヒーか緑茶を一日10杯ぐらい飲んでいます。
飲み過ぎるといけないと自分でも思ってはいるのですが、喉が渇いてなのか、家に居る時は一日中、絶え間なく水分を摂っています。
運動もしないので、その水分は汗として出て行かず、作業所でもトイレに何度も行ってしまう事があります。
水中毒ギリギリの生活をしているような思いもあります。
水中毒で救急車で運ばれた知人もいる程ですから、水中毒を侮ってはいけないし、救急車で病院に運ばれる事のないよう、水分は適切な量と摂らないといけないと思います。
思ってはいるのですが、自分は水中毒にはならないぞと、何の確信も無くそう思っている所が一番危険な僕です。
『海の底』
ガボボッ、僕は海の中で、もがいていた。
苦しい・・海面に上がる為に僕はもがいていた。
足には錘が嵌められ、どんどん僕は海の底へと沈んでいく。
彼女と出会わなければ、こんな最期を迎える事も無かったのに。
だけど、僕は海の底に沈みながら、彼女と過ごした三か月の事を考えていた。
魚たちは水中でエラ呼吸で酸素を体に取り込んでいる。
僕は魚じゃない。だから海の中で呼吸などできない。只、苦しいだけ。
朦朧としてきた意識は、僕に幻覚を見せる。
目の前にはマーメイドが僕が苦しそうにしているのを不思議そうに見ていた。
僕はマーメイドに手を伸ばした。
マーメイドは、僕の手を取り、僕を抱き寄せた。
そしてマーメイドは僕に口づけをした。
その口づけは、何とも素晴らしく、僕は海中で息を吐いた。
口から吐き出した泡が海の天井に登っていく。
そして息を吸い込んだ。苦しくなく呼吸が出来た。
僕は水の中でも息が出来た。
僕はマーメイドたちに手を引かれ、海面に出た。
海の上は、夜だった。
海面は恐ろしい程に静かだった。
朦朧とした頭で、マーメイドの事を考えていた。
あれは幻だったのだろうか。
「助かった・・・」
僕は現実に引き戻された。
僕は今、生きている。
生きている。

