自転車に乗って、目指すは油科さんのワンルームマンション。僕はひた走りに走った。
確か、彼女の部屋は二階の角部屋。
僕は階段を駆け上がり、彼女の家の前で呼び鈴を鳴らし続けた。
ドアが開くと、油科さんは部屋から顔を出した。
僕は出て来た彼女の手を思い切り引っ張り、彼女を部屋の中から引っ張り出した。僕は彼女の驚いた顔を見る事もせずに、彼女の唇を獣が貪るように、荒々しく奪った。
今度は、彼女の方が僕を跳ね飛ばした。
僕はそれでもまた、彼女を抱き締めて、再びキスをした。そのまま僕は彼女の部屋になだれ込んだ。
僕は彼女の服を荒々しく脱がし、自分が着ているシャツとズボンをどんどんと脱がして、彼女をベッドに乱暴に投げ出した。
彼女は僕の顔を睨んでいた。だけど、彼女は
僕の顔を睨むだけで、一言も発しなかった。
全裸になった僕は、彼女を求めた。いや、求めたのではない。彼女をはけ口に使ったまでの事だった。
僕は油科さんが本当に好きではないのだ。只、僕に好意を持ってくれる油科さんにつけ込んだのだ。僕はベッドに上がり、彼女を足元から胸から唇までまさぐるように、愛した。
いいや、こんなの愛じゃない、只のSEXだ。僕は彼女が好きなのではない。頭の中では優作の事と、駐輪場で会った古賀さんの事が、こびりついて離れなかった。
こんなのは、レイプだ。彼女は表情を変えず僕の目をジッと見つめていた。
僕は、性欲の赴くままに、激しく一体を振って、彼女の中に強引に入った。彼女は顔を歪めたが、そんな事にはお構いなしに、僕は彼女を痛めつけるように、体を動かした。
僕は彼女の痛みとは反対に、体から湧き上がる絶頂を感じていた。
僕は彼女の中に射精した。
彼女は何の声も発する事なく、僕の目を見つめているだけだった。急に、僕の頭に彼女への罪悪感が沸き上がってきた。

