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僕はあいつが、すきゾ!

優作の事が好きだ。別に愛してるとかじゃない。よってカミングアウトでもない。

優作とは、幼稚園、小学校、中学、高校までもが一緒だった。

大学は優作の目指していた工業大学に僕は入った。

大学では、ロボット工学を専攻した。

『宇宙、それは最後のフロンティア』、スタートレックの名台詞だ。

優作はそんなセリフかなんかを何とか言って、ロケットエンジンの研究を大学では勉強している。

僕はリアルに動くロボットよりも、且つてテレビの中で見たカッコいいロボットに憧れ、それを追求する為に、SF映像研に入った。

優作を誘って二人でSF映像研に入った。

優作は快くそれを承諾してくれた。少なくとも僕はそんな優作に深い友情を感じた。

そこにあの女が現れたのだ。悪魔のようなあの女が。

宏人は統合失調症という精神障がいを抱えていた。それは俺には理解出来ない事が多かった。宏人は統合失調症のお陰で、高校三年間を無駄にした。

宏人と同じ大学へ入るという俺に、宏人の母親から宏人の事を任されていた。宏人と同じ大学に入学した。統合失調症って何だろうと、宏人の為に統合失調症の事も勉強した。

統合失調症は100人に1人の割合で発症する精神の病気らしく、今ではさほど珍しい病気でもないらしい。だけども、その実体は未だに不明瞭な部分が多くあるようだ。

統合失調症には、陽性症状と陰性症状という主に二つの症状があるらしい。

その症状は10人いれば、10人とも違うらしい。高校時代の宏人は、学校にも通えない日が数日、そして何週間にも及んだ。

それでも、物理の教師鬼頭と一緒に、俺は宏人の受験勉強を助けた。見事、宏人は俺と同じ大学に入学する事が出来た。そうして俺と宏人とのキャンパスライフは始まった。

そしてその大学で俺は天使のようなあの子と出逢えたのだ。

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